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歯をつくる治療|西新宿五丁目駅・都庁前の歯医者 - 新宿セントラルパーク歯科

歯をつくる治療

Prosthetic Treatment歯が欠損してしまった方の治療について

歯をつくる治療

何かの理由から歯を失ってしまった方は、欠損した部分を人工の歯で回復する必要があります。 欠損を放置すると、今ある元気な歯もダメージを受け、顎や歯、顔や口元の見た目、発音や咀嚼など機能面にも悪い影響が出てしまいます。 現在、欠損を回復できる主な処置には、ブリッジ、入れ歯、インプラントなどがあります。

インプラント

インプラントとは歯の根がないところ(欠損部位)の骨にチタンのネジを埋入して歯の根の代わりとし、歯を新たに作る治療です。

インプラント
特徴

*インプラント治療に関連する処置はすべて保険外治療となります。
*最新の表面性状(SLAなど)を有したインプラント体の場合、残存率は約99%と言われています。
*基礎疾患をお持ちの方や、骨の状態が悪い方は治療が受けられない場合があります。

メリット
  • ・自分の歯(天然歯)に近い機能や審美性の回復が望めるため、生活の質が上がる
  • 周囲の歯を削らないので、残存歯に優しい
  • 歯槽骨の保存が期待できる
デメリット
  • ・手術が必要
  • ・自費治療なので、費用が高額になる
  • ・治療期間が長くかかる
  • ・術後のメインテナンスが必要

治療の流れ

一般的な処置の流れ

一般的な処置の流れ(アバットメントなしの場合など、多少実際と異なる場合あり)

1

精密検査

CT、研究用模型作製用印象など

※画像診断により、骨がインプラントに適さない場合、処置ができない事もあります。

2

ステント試適

3

手術

1次手術(3~5か月)

サージカルガイドサージカルガイド

ステップ1:麻酔をかける
ステップ2:粘膜骨膜を切開する
ステップ3:ドリルで骨に穴を開ける
(必要に応じてサージカルガイド使用)
ステップ4:インプラント体を埋める
ステップ5:切開したところを縫合する

【サージカルガイドとは】
神経や血管などの損傷を避け、安全に正確な位置にインプラントを埋入するための装置です。

1次手術後~2次手術まで経過

  • インプラント体が骨とオッセオインテグレーション(結合)するまでの期間(治癒期間)は骨の状態(硬さの程度)やインプラント体を埋入した時の初期固定の状態によって異なりますが、一般的には上顎で5カ月前後、下顎で3カ月前後になります。
  • 2次手術までの期間はインプラント体と骨が結合するための大切な期間です。その間に感染や、咬合力などが加わらないよう安静を保つ事が必要となります。
  • インプラント体を2・3本埋入した場合には、一般的に抗菌剤と5日分、痛み止めが5回分、処方されます。腫れは手術後2日目から3日目がピークで、その後は徐々に収まってきます。痛みは通常抜歯後より軽く、1日半位です。粘膜や顎骨に炎症がない健康なところに手術をするため、化膿することはほとんどありません。糸は7~10日で抜糸します。術後2・3日して手術部相当の皮膚に暗紫色の内出血班が生じることがありますが、1~2週間で消えます

2次手術

2次手術

ステップ1:局所麻酔
ステップ2:粘膜骨膜を切開し、カバースクリュー上の粘膜を円筒状に切除します
ステップ3:カバースクリューを除去します
ステップ4:インプラント体上部の周囲骨を調整する
ステップ5:仮のアバットメント(ヒーリングアバットメント)を連結後、切開したところを縫合します

*二次手術後は一次手術に比べ侵襲は少ないため、腫れや痛みも軽く、抗菌剤は3日分、痛み止めは3回程度、処方されます。

2次手術~上部構造製作開始まで
(3週間)

  • ヒーリングアバットメント→最終アバットメントに交換
  • 最終アバットメント+プロビジョナルレストレーション(仮歯)を装着し、歯の形、審美性のチェック
  • チェック後最終上部構造製作+装着

*アバットメントは必要とせず、上部構造を直接インプラントにスクリュー固定する場合もあります。

4

プロビジョナル製作

約3か月

5

最終上部構造製作

6

メインテナンス

骨が足りない場合

  • インプラント体を埋め込むのに必要な骨が不足していることがあります。そのような場合には足りない骨を補う「骨造成」が必要になります。それには、骨移植法、骨再生誘導法(GBR法)、上顎洞底挙上法(サイナスリフト)、などがあります。
  • GBR法は骨造成が必要な部位に特殊な薄い膜(遮断膜)を置いて周囲粘膜が侵入しない空間を確保して骨の再生を図る方法です。サイナスリフトは、上顎の臼歯部において上顎洞という空洞までの骨が不足している場合に行われる方法で、上顎洞の底の粘膜(上顎洞粘膜)を持ち上げてできた空洞に自家骨あるいは人工骨を移植する方法です。
  • GBRの人工骨造成成功率は90%ほどです。生着しない場合も10人に1人ほど存在します。

インプラント偶発症

  • 血管をドリルで傷つけてしまうことで、内出血などのリスクがあります。
  • 神経をドリルで傷つけてしまうことで、下歯槽神経の圧迫などにより麻痺がでるリスクがあります。
    当院ではCTやガイドを使い安全に行うよう対策しております。
  • 副鼻腔(上顎洞)をドリルで傷つけてしまうことで、感染を引き起こし蓄膿となるリスクがあります。
  • 術後に異常に腫れる、痛みが長く続く、傷が化膿するといった合併症を引き起こすリスクがあります。
  • インプラント部品等の誤飲リスクがあります。

インプラント治療価格

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インプラント上部構造とは

材質 自然色ジルコニア(ステインあり) 複色ジルコニア(ステインなし)
自然色ジルコニア 複色ジルコニア
審美性
特徴 ○ 隣の歯と色が合い、美しく自然な発色
○ 金属アレルギーにならない
○ 耐久性があり、汚れにくい
△ 歯の色に見えるが隣の歯と色が合わない
○ 金属アレルギーにならない
○ 耐久性があり、汚れにくい
説明 グラデーションジルコニアのベースにセラミック、又はステインを施し、強度と見た目を高い次元で両立させた材質になります。 ジルコニアの原石自体に色のグラデーションがついていて、単体で見ると自然な歯の色に見えます。ただ色のバリエーションが少ないので、隣の歯に色を合わせるのが難しい場合があります。
オススメ部位 全歯(特に上下前歯) 小臼歯
大臼歯

保障制度

  • 術後、半年間はコンディションにより院長が指定した間隔おきに、以降4か月に1回、当院でメインテナンスを行って頂けるかたが対象となります。
  • 3年以内はインプラント体が脱落した場合、再埋入は無料で承ります。
  • 1年以内は、アバットメント、上部構造などの再製作は無料で承ります。
  • ※他院で調整されたり、事故又は予測できない事態による破折などは保証に応じかねます。

ブリッジ

欠損した歯の周囲の歯がぐらつきがない場合、ブリッジで治療できる場合があります。ブリッジは健康保険が適応できる治療です。健康保険の場合は、シルバー色の金属を主に使用したものになります。白く歯と同じ色のブリッジをご希望の方は保険診療外でお作りできます。

ブリッジ

保険適応外のブリッジの素材にはジルコニアブリッジ、メタルボンドブリッジがあります。ジルコニアブリッジは材質自体が高強度なため、歯をあまり削らなくてもブリッジを装着する事ができます。両隣の歯を削りたくない方は、接着性ブリッジを選択する事も可能です。

ブリッジ
特徴

自分で取り外す必要がないので、義歯に比べて違和感が少ない。

メリット
  • ・義歯に比べてしっかり噛める
デメリット
  • ・支えになる歯を削らなければならない

保険適応のブリッジと自費治療のブリッジの違い

メリット デメリット
保険適応 ■メリット
安価である
■デメリット
  • プラスチックがベースのため、時間とともに変色したり、歯茎が黒ずんでくる事がある
  • フィッティングが緩んできて支えている歯が虫歯になるリスクが高い(2次カリエス)
自費治療 ■メリット
  • 材質が変質しないため、長期間安定して使用できる
  • 虫歯(2次カリエス)になりにくい
■デメリット
価格が高い

入れ歯

入れ歯とは、様々な理由で歯がなくなってしまった場合の治療方法です。残っている歯があり、それを土台にする場合は部分入れ歯、すべての歯がない場合は総入れ歯による治療を適用します。
入れ歯は、種類によっては見た目が好みと合わない、装着すると違和感がある、話しにくいなどの問題が起こることがあります。これらの問題が起きないよう、お口の中の状態を正確に診断し、医師と相談をしながら適切な入れ歯を選び、定期的なメンテナンスを受けることが大切です。

保険診療の入れ歯

保険診療の入れ歯は、費用を抑えられることが最大のメリットです。デメリットは、見た目が不自然であったり装着時に違和感がある場合があることです。

レジン床義歯
レジン床義歯

歯科用のプラスチックであるレジンで土台(床)を作ります。保険診療のため治療費が安く、適用範囲は広くほとんどの症例に使用することが出来ます。デメリットは、入れ歯を支える金具が目立ってしまうこと、強度を確保するために土台の厚みを持たせることで使用時に違和感が出てしまうことです。

保険診療外の入れ歯

保険外診療の入れ歯は、費用は高額になりますが見た目が自然で装着時の違和感を少なくすることができます。

ゴールド床義歯
ゴールド床義歯

金で土台(床)を作ります。費用は比較的高額になりますが、金属アレルギーや体への影響は少なく、腐食や変色は起こりません。

チタン床義歯
チタン床義歯

チタンで土台(床)を作ります。チタンは軽くて丈夫な上、体の中に埋め込むことが出来るほど安全性の高い金属で、安心して長く使用できます。

コバルトクロム床義歯
コバルトクロム床義歯

コバルトクロムで土台(床)を作ります。コバルトクロムは義歯素材として長い歴史のある安心できる素材です。耐久性と快適性に優れており、金属床の中では比較的安価で製作できます。

ノンクラスプデンチャー
ノンクラスプデンチャー

樹脂で作られており、薄く軽く弾力感があるため装着時の違和感が少ないことが特徴です。金属を使わないので金属アレルギーの心配はありません。

マグネットデンチャー
マグネットデンチャー

磁石を入れ歯と残った歯の両方に取り付けて装着します。磁石がしっかりと吸着し合うため、安定感に優れています。見た目は自然で、残った歯の根元を利用できるので装着時の違和感が少ないです。

歯の移植

必要なところに歯を作るため、必要のない歯(親知らず)を移植する方法です。
40歳以下の方は80~90%の確率で歯を生着させる事ができます。
生着した歯は自分の歯として使う事ができるので、インプラントには抵抗がある方や、なるべく歯を削らないで治療したい方に適した方法です。

歯の移植

治療の流れ

  1. 精密検査
  2. ドナー歯抜歯+要抜去歯抜歯、ソケット形成
  3. 縫合による固定:4日前後
  4. ワイヤー固定+根管治療:1~3か月
  5. ワイヤー除去+根管充填:移植後約3か月前後
  6. コア製作
  7. クラウン製作

メリット

  • 自分の歯で噛めるようになる
  • インプラントに比べて費用が安い
  • 歯根膜も再生されるため、噛んだ感覚まで復活できる

デメリット

  • 虫歯になる事がある
  • 移植歯が生着しない場合がある
  • インプラントに比べて、生存率が短い場合がある
  • 外科手術が必要である
  • 来院頻度がインプラントに比べて多く、アポイントの間隔を守る必要がある

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