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口輪筋の衰えが歯並びに与える影響を知っていますか?|ブログ|西新宿五丁目駅・都庁前の歯医者 – 新宿セントラルパーク歯科

口輪筋の衰えが歯並びに与える影響を知っていますか?

口輪筋の衰えが歯並びに与える影響とは?

私たちの顔や口の周りには、さまざまな筋肉が存在しています。その中でも「口輪筋(こうりんきん)」は、口を囲むように配置され、食べ物を噛んだり、発声したりする際に重要な役割を果たしています。しかし、この口輪筋が衰えると、歯並びに予想外の影響を及ぼすことがあります。

口輪筋と歯並びの関係

歯並びは、歯だけでなく、口周りの筋肉や舌、骨のバランスなどによって維持されています。口輪筋は、口の外から歯を適切な位置に保つ役割を担っており、この筋力が低下すると次のような問題が起こることがあります。

  1. 歯の位置のずれ 口輪筋が→口輪筋が弱くなると、歯を押し戻す力が不足し、歯が前方に傾いたり、すき間が生じたりする可能性があります。特に、前歯が前に突出する「出っ歯」のような状態が目立つ場合があります。
  2. 顎の発達への影響 →口輪筋が衰えると、咀嚼や発声の際に筋肉が十分に使われなくなり、顎の発達が不十分になることがあります。この結果、歯が正しい位置に収まらず、歯列不正の原因となります。
  3. 口呼吸との関連 →口輪筋が弱いと、唇をしっかり閉じることが難しくなり、口呼吸が習慣化しやすくなります。口呼吸は、歯並びの悪化や顎の発育不良を引き起こす大きな要因のひとつです。
  4. 表情筋への衰えの波及による老化→口輪筋は全ての表情筋へ接続しているため、口輪筋の衰えが顔面の老化へ直結してしまいます。

日常生活でできる口輪筋のトレーニング

口輪筋の衰えを防ぎ、歯並びを良い状態に保つためには、日常生活の中で筋肉を鍛えることが大切です。以下に簡単にできるトレーニングをいくつかご紹介します。

  1. 唇をしっかり閉じる練習 →唇を閉じて、力を入れたまま5秒間キープします。その後、力を抜いてリラックス。これを1日10回程度行うだけで口輪筋の強化につながります。
  2. ガムを噛む →ガムをゆっくりと噛むことで、咀嚼筋と口輪筋の両方を鍛えることができます。顎の筋肉も一緒に刺激されるため、バランスよく鍛えられます。
  3. 「あいうえお」発声体操→ 大きな声で「あ・い・う・え・お」と発声しながら、それぞれの母音をしっかりと発音することで、口輪筋や舌、顔全体の筋肉を動かすことができます。
  4. 専用のトレーニング器具でトレーニング→当院では、口輪筋の筋肉を効果的に効果的に鍛える事ができる、専用の医療機器の取り扱いも行っています。

まとめ

口輪筋の衰えは、見過ごされがちですが、歯並びや顔全体のバランスに深刻な影響を及ぼす可能性があります。日頃から口の周りの筋肉を意識的に鍛えることで、健康的な歯並びや顔立ちを維持することができます。ぜひ今回ご紹介したトレーニングを日常生活に取り入れてみてください。

歯並びに関する悩みや改善方法について詳しく知りたい方は、当院にご相談下さい。

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