患者様から時々こんなお声を頂きます。
「ここは歯医者特有の、消毒薬の匂いがしないので、とてもリラックスできます。」
と。
実は当院では、歯医者特有のいやな消毒剤の匂いが院内にしみつかないように、いろいろな対策を行っています。
歯医者特有のあの嫌な臭いの正体は、主に根管治療の際にい使用されるホルマリンクレゾールというお薬の匂いである事が大半です。
そのお薬は、ガスになって消毒作用を発現するため気化する能力が高く、匂いも非常にきついものです。
当院でも使用する事はありますが、廃棄する際には下水に流したり、ゴミとして処理したりはせず、使用済みのラテックスグローブに密閉して産業廃棄物として処理しています。
そうする事で、嫌な臭いは元からブロックし、さらに良い香りを院内に行き届くように対策もしています。
ほんのりと香りを行き届ける対策としては、院内の各所に配置しているリードディフューザーと合わせて、定期的にアロマキャンドルも併用しています。
リードディフューザーは正直インテリアの要素が強く、あまり香りを実感できるものが少ない印象です。
対して、アロマキャンドルは香りの調節がしやすいので、重宝しています。
「最近の香りは何ですか?」とご質問も頂くので、ここにも書いておきます。
11月はJO MALONE:VELVET ROSE&OUD をよく炊いていました。
ただ、香りの好みは人それぞれ違うので、香りが強くなりすぎないように、なるべく患者様がいる時間にはキャンドルは炊かないようにも配慮しています。