若返りは、お薬で、ある程度可能な事をご存じですか？
皆さん、老化に悩んでいませんか？
歳を取るのは自然な事ですが、老化を一つの疾患と捉えて、もし治療ができるとしたら治療したいと考える人もいるかと思います。
人間の身体は細胞分裂をMAXまで正確に繰り返す事ができると、120歳まで生きる事ができます。
しかし、現実は成長ホルモンが減少する事で細胞分裂がうまくいかなったり、エラーが起きる事で、身体が持つ限界の年齢まで生きられないでいるのが現状です。
しかし、近年この成長ホルモンの年齢に伴う分泌量の低下をお薬で回復し、健康寿命を延ばす研究がかなりのところまで進んできています。
着目すべき成分は「GHRP-2」というアミノ酸です。
GHRP-2（Growth Hormone Releasing Peptide-2）は、成長ホルモン（GH）の分泌を促進するペプチドの一種で、医療やフィットネス分野で注目されています。本記事では、GHRP-2の特徴、作用機序、効果、使用方法、そして注意点について解説します。
GHRP-2とは？
GHRP-2は、合成ペプチドで、下垂体から成長ホルモンの分泌を刺激する作用があります。GHRP（Growth Hormone Releasing Peptide）シリーズの一部で、特にGHRP-6と共に研究されています。GHRP-2は、GHRP-6よりも効率的に成長ホルモンの分泌を促進する特性がありますが、食欲増進の副作用は比較的少ないとされています。
作用機序
GHRP-2は、グレリン受容体（GHS-R1a）に作用します。グレリンは「空腹ホルモン」として知られていますが、この受容体を介して成長ホルモン分泌を増強します。以下がGHRP-2の主要な作用機序です：
- 下垂体の刺激
GHRP-2は下垂体を直接刺激し、成長ホルモンを放出します。 - グレリンの模倣
GHRP-2はグレリンに似た働きをするため、同様の受容体を活性化します。 - ソマトスタチンの抑制
ソマトスタチンは成長ホルモンの分泌を抑制するホルモンですが、GHRP-2はこれを抑えることでホルモン分泌を最大化します。
効果と利点
- 成長ホルモンの増加
筋肉の成長、脂肪燃焼、回復力の向上が期待できます。 - 抗老化効果
コラーゲン生成を促進し、肌の弾力性を向上させる可能性があります。 - 代謝の改善
エネルギー代謝を改善し、脂肪の蓄積を抑制します。 - 骨の健康
骨密度の向上に寄与し、骨粗しょう症の予防が期待されます。
使用方法
GHRP-2は疾患があり、保険適応で治療に用いられる事があります。その場合は主に注射で使用されます。一般的には皮下注射または筋肉内注射が行われますが、使用量や頻度は個人の目標や健康状態に応じて調整されます。
- 一般的な用量
1日あたり100～300mcgが推奨されます。分割投与（例：朝と夜の2回）が一般的です。 - サイクル期間
通常、4～12週間のサイクルで使用されます。
老化の改善を目的とする場合は「セルアクチン」という錠剤タイプのお薬を舌下吸収させる事でGHRP-2を摂取する事ができます。
当院では、歯を支える骨の減少を予防する目的で「セルアクチン」のお取り扱いを行っています。
そして、もちろん老化対策として摂取している方も多くいらっしゃいます。
注意点と副作用（セルアクチンの場合）
- 副作用
- 軽度の舌下の粘膜刺激
- 軽度の歯の知覚過敏
- 食欲の変化（増加する場合がある）
- 注意点
- 医師の指導なしに使用しない。
- 過剰使用はホルモンバランスを乱す可能性がある。
- 他の成長ホルモン促進剤や薬剤との併用は慎重に行う。
まとめ
GHRP-2は、成長ホルモン分泌を促進するためのペプチドとして、筋力アップやアンチエイジング、脂肪燃焼を目指す人にとって有益な選択肢となり得ます。ただし、ホルモンに直接影響を与えるため、正しい使い方と医療専門家のサポートが重要です。
「セルアクチン」は日本では医薬品の扱いとなる商品です。
ご購入希望の方は、当院で購入可能です。
詳しい使用方法などご興味がある方は、当院へご相談下さい。
