
CADCAMとは?その特徴とメリットをわかりやすく解説!
歯の治療で使われる補綴物(ほてつぶつ)の一つに「CADCAM(キャドカム)」というものがあります。最近では耳にする機会も増えていますが、実際にどんなものなのか、詳しくは知らない方も多いのではないでしょうか。今回は、CADCAMについてわかりやすく解説します!
CADCAMって何?
CADCAMとは、「CAD/CAM(キャドキャム)」というデジタル技術を使って作られる歯の被せ物のことです。「CAD」はコンピュータで設計する技術、「CAM」はその設計を元に加工する技術を指します。この2つを組み合わせた方法で、患者さん一人ひとりの歯にぴったりの詰め物(インレー)や冠(クラウン)などが製作されます。
CADCAMは、主に保険診療の範囲内で利用される新しいタイプの冠で、従来の金属製の冠とは異なり、白い素材(ハイブリッドセラミック:プラスチックをベースにガラスの粉が混ぜてある材質)が使われているのが特徴です。
CADCAMのメリット
- 比較的自然な見た目 のCADCAMは白い素材でできているため、金属の冠に比べて目立ちにくく、天然の歯に近い色合いを再現できます。特に奥歯など、笑ったときに見える部分の治療に適しています。
- 金属アレルギーの心配が少ない 金属を使用していないため、金属アレルギーのリスクがありません。金属アレルギーが心配な方にも安心して使えます。
- 保険適用で経済的 CADCAMは、条件を満たせば保険が適用されます。従来のセラミック冠よりも経済的に治療を受けられるのが大きな魅力です。
- 軽量で快適な装着感 金属に比べて軽い素材が使われているため、装着感が良く、違和感が少ないと感じる方が多いです。
CADCAMのデメリット
一方で、いくつか注意点もあります。
- 耐久性が金属より劣る
金属冠に比べると、長期間使用した際に欠けたり削れたりする可能性があります。 - 適用部位に制限がある
保険適用の範囲が決まっており、主に奥歯(小臼歯や第一大臼歯)のみが対象となります。前歯や第二大臼歯などでは、適用外になることがあります。 - 変色の可能性
使用しているハイブリッドセラミック素材は、コーヒーや紅茶などの飲み物や食べ物によって変色する場合があります。
CADCAMはこんな方におすすめ!
- 金属アレルギーが心配な方
- 自然な見た目にしたいけれど、治療費を抑えたい方
- 奥歯の治療を保険内で行いたい方
まとめ
CADCAMは、最新のデジタル技術を活用した画期的な治療方法です。保険適用で経済的負担を抑えながら、見た目の美しさと機能性を兼ね備えています。デメリットもありますが、それを理解した上で適切に使用すれば、非常に満足度の高い治療法となるでしょう。
歯科治療の選択肢に迷ったときは、ぜひ当院に相談し、自分に合った治療法を選んでみてください!