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ビスフェノールA(BPA)の毒性と歯科治療の安全性について|ブログ|西新宿五丁目駅・都庁前の歯医者 – 新宿セントラルパーク歯科

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ビスフェノールA(BPA)の毒性と歯科治療の安全性について

以下のようなブログ記事の文章をご提案します。患者さん向けにわかりやすく、安全性への配慮も伝えられる内容にしました。


ビスフェノールA(BPA)の毒性と歯科治療の安全性について

最近、プラスチック製品に含まれる「ビスフェノールA(BPA)」という成分が健康への影響を及ぼす可能性があるとして話題になることがあります。では、歯科治療に使われる材料にもBPAは関係しているのでしょうか?患者さんにとって気になる点をわかりやすくご説明します。

ビスフェノールA(BPA)とは?

BPAは、プラスチック製品やレジン(樹脂)の原料として広く使われてきた化学物質です。大量に摂取すると、ホルモンバランスを乱す「環境ホルモン」として作用する可能性があり、動物実験などで生殖機能や発達への影響が指摘されています。

歯科治療とBPAの関係

歯科では虫歯の詰め物やシーラント、接着材などに「レジン系材料」が使われます。その一部はBPAを原料にした化合物から作られているため、治療直後にごく微量のBPAが検出されることがあります。

実際のリスクは?

ご安心ください。歯科治療で口の中から吸収されるBPAは、日常生活で食品容器やレシートから接触する量に比べてはるかに少なく、国際的にも「健康に影響を与えるレベルではない」と評価されています。アメリカ歯科協会や日本小児歯科学会も、歯科治療によるBPAの影響は無視できる程度であり、むしろ虫歯を放置するリスクの方がはるかに大きいとしています。

安全性への配慮

歯科医院では以下のような工夫で安全性を高めています。

  • BPAを含まない、または低減したレジン材料を選択
  • 光照射や研磨で余分な樹脂成分を除去
  • 必要に応じて治療後にうがいをして、口腔内に残る成分を洗い流す

まとめ

ビスフェノールAには毒性の懸念があるものの、歯科治療で使用する材料から体に入る量は極めて微量で、健康への影響はほとんどありません。むしろ虫歯や歯周病をそのまま放置する方が、全身の健康にとって大きなリスクになります。安心して歯科治療を受けていただくことが大切です。

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