歯肉整形で理想的な笑顔に!歯冠長延長とは?
鏡を見たとき、「歯が短く見える」「笑うと歯ぐきが目立つ」と感じたことはありませんか?
その原因のひとつが、「歯ぐき(歯肉)」の位置にあります。
本来の歯の長さよりも歯肉が覆いかぶさっていると、歯が短く見えたり、バランスの悪い笑顔に見えてしまうのです。
このような場合に行われるのが**「歯冠長延長(しかんちょうえんちょう)」**です。
歯冠長延長とは?
歯冠長延長とは、歯ぐきを少し下げて(またはカットして)歯の見える部分を長くする治療法です。
「ガミースマイル(歯ぐきが見えすぎる笑顔)」の改善や、被せ物をきれいに作るための準備として行われることもあります。
治療の目的は2つあります。
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審美的な目的
→ 歯の見た目のバランスを整えて、自然で美しい笑顔に。 -
機能的な目的
→ 被せ物を作る時、歯ぐきの下に隠れた虫歯や歯の割れ目をしっかりと治療するため。
どんなケースで行うの?
歯冠長延長は、次のようなケースで行われます。
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歯が短く見える、歯ぐきが目立つ
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ガミースマイルを改善したい
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虫歯や歯の破折が歯ぐきの下まで進行している
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被せ物(クラウン)を安定して長持ちさせたい
治療の流れ
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診査・診断
歯ぐきや骨の状態を確認します。必要に応じてレントゲンや歯周ポケットの検査を行います。 -
歯肉整形(歯肉切除)
歯ぐきを必要なラインまで丁寧に整えます。
審美的な目的の場合は、レーザーを使うことで出血や痛みを最小限にできます。 -
必要に応じて骨整形(骨の調整)
被せ物を入れるためのスペースを確保する場合、歯槽骨を少し整えることもあります。 -
治癒期間
歯ぐきが落ち着くまで、1〜2か月ほど待ってから最終的な被せ物やホワイトニングなどを行います。
歯冠長延長のメリット
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歯ぐきのラインが整い、笑顔が自然に美しくなる
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被せ物が長持ちしやすくなる
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虫歯や歯の破折部をしっかり治療できる
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レーザーを用いると、痛みや腫れが少ない
注意点・デメリット
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治療後、歯が少し長く見えるようになる
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骨整形を伴う場合は治癒に時間がかかる
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術後数日は腫れや軽い出血が出ることがある
まとめ
歯冠長延長は、見た目の美しさと歯の健康の両方を叶えることができる治療です。
「歯が短い」「歯ぐきが気になる」「被せ物がよく取れる」といったお悩みがある方は、
一度、当院に御相談下さい。
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