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ステファンカーブから学ぶ「虫歯になりにくいおやつの食べ方」|ブログ|西新宿五丁目駅・都庁前の歯医者 – 新宿セントラルパーク歯科

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ステファンカーブから学ぶ「虫歯になりにくいおやつの食べ方」

ステファンカーブから学ぶ「虫歯になりにくいおやつの食べ方」

皆さんは「ステファンカーブ」という言葉をご存じでしょうか?
これは、食べ物や飲み物を口にしたとき、口の中のpH(酸性・中性の度合い)がどのように変化するかを示したグラフのことです。

ステファンカーブとは?

食べ物を口にすると、虫歯菌が糖を分解して酸を作ります。すると口の中のpHは一気に下がり、歯の表面(エナメル質)が溶けやすい状態になります。
その後、唾液の働きによって徐々にpHが回復し、再び中性に戻ります。
この「酸性に傾いた時間」が長ければ長いほど、虫歯のリスクが高くなるのです。

おやつと虫歯の関係

虫歯になりやすいのは「甘い物の量」よりも、「口の中が酸性になっている時間の長さ」です。
例えば、チョコレートを一度に食べてその後歯を磨いた場合と、ちょっとずつ長時間にわたって食べ続けた場合では、後者の方がはるかに虫歯になりやすいのです。

虫歯になりにくいおやつの食べ方のポイント

  1. だらだら食べを避ける
    → おやつは時間を決めて、短時間で食べましょう。

  2. お水やお茶で口をすすぐ
    → 酸性状態を早く中和する手助けになります。

  3. 唾液がよく出る食べ物を取り入れる
    → チーズやナッツなどはpHを戻す助けになり、おやつにおすすめです。

  4. 寝る前は控える
    → 就寝中は唾液の量が減るため、口の中が酸性に傾いたままになりやすいです。

まとめ

ステファンカーブを意識すると、「甘いものは悪」ではなく、食べ方次第で虫歯リスクを大きく減らせることがわかります。
「おやつは時間を決めて楽しむ」——これが、歯にも体にもやさしい食べ方です。

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